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凶悪

昨日、「凶悪」という映画を見た。
実話を基にしているだけあり、色々思うところがあった。
とにかく暗い感想。



作中、多額の借金を作った父親を保険金目当てで殺すシーンがあった。
また、須藤というヤクザの男が裏切りへの怒りから何人も殺した。

例えば私の家族に何かあったとして、復讐を考えることがあっても。
私に他人を殺す勇気はない。
もし万一殺人を犯したり、殺意が芽生えたら、きっと真っ先に自殺する。

第三の事件の主犯格である「先生」に対する殺意を感じていた主人公に共感する部分はあるにせよ、犯罪者を嫌っても憎んでも、人の死を目の当たりにして平気な顔はきっと出来ない。


自分のこと一切抜きの感想。

全体を通して、主人公は常に暗い表情だった。
演技はとても上手いのだけど、人間らしさが極端に少なかったように思える。
作品中に笑顔になるようなシーンを入れる必要はないが、そういう部分を削りすぎていたのではないか。
唯一笑顔になるシーンを引き立てようとしていたのかもしれないけど。

あそこまで熱心に多くを調べ、犯罪者を死刑にすることに躍起になっていたのに、対して自分の家族には無感情。
犯罪者に同調しても、自分の妻の悲しみや怒りには反応しない。

記者も犯罪者同様に狂っていったとしても、殺人犯の須藤や日野の方が感情があった。
「先生」のように快楽殺人にならない限り、死を望むほど憎い相手がいるなら、普通心は反対に同等なくらい愛する人を求める。
それが他人でも自分でも。
その描写がいまいち足りなかった。

記者は結局法律越しでの殺人をしたかっただけに過ぎない。
口にしていた被害者への弔いよりも、自身の抱く憎しみが優っていた。
「真実を明らかにして、今後同じようなことが起こらないように。」
そう願っていたわけではない記者の内心は、普段の生活で感じていた親や会社への不満に満ちていて、それが結果死刑への執着に変わったのかもしれない。


須藤が所属していた組の話は一切なかった。
単体で他の組の頭を殴りに行ってよかったのか、しっぺ返しはなかったのか。

何処かに所属していたならその組。
薬や拳銃を横流ししたならそのルート。
明らかに殺害の跡があったにも拘らず、自殺と断定。
警察は無能だ。
記者が記事にしなければ、警察は捜査に着手しなかっただろう。


全体的に場面の移行が下手だった。
でも一番気になったのは、離婚届を出すシーン。
印鑑以外にもペンも出すべきだった。
細かいけど。
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